小倉京町こまち通り商店街

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祇園紹介

GION INTRODUCTION

米町一丁目

米町(こめまち)一丁目は、旧米屋町(現在の京町一丁目の一部)が範囲となっている町内会です。昭和31年に旧宝町町内会、昭和41年に旧米町二丁目町内会と一緒になり、現在のようなひとつの山車になりました。米一(こめいち)の愛称で親しまれ、大きく実った稲穂に米一の文字がトレードマークです。山車は、御社型(土台部分:昭和33年作、飾り部分:昭和52年作)で、天界に向かう四隅の反り、銅版屋根、そして平成6年(1994年)平安建都1200年祭(京都市)で頂いた大きな御幣が特徴です。小倉祇園祭との関わりは古く、文献にも町名が出てくるほか、平成26年(2014年)には、小倉祇園祭に関する現存資料では一番古いと思われる、安永9年(1780年)製の小太鼓が町内の住宅から見つかりました。「国指定重要無形民像文化財」に指定された小倉祇園太鼓、そして歴史ある米一に誇りを持ってこの伝統を受け継ぎ、後世へ伝える活動も精力的に行っています。また、様々な工夫を凝らしたハチマキや浴衣、オリジナル扇子の製作など、新しさも取り入れるチャレンジ精神にあふれた町内です。

米一では、7月になると子どもたちの元気な挨拶とともに太鼓の練習がこまち通りで始まります。「ア、ヤッサヤレヤレヤレ」の掛け声が飛び交い、身体中に響くような雄大な太鼓とジャンガラ(摺り鉦)音が小倉京町こまち通り商店街に響き渡ります。米一は、打ち手の息の合った、しなやかなのに力強い太鼓を目指し、真摯に太鼓に向き合っています。はしゃぎながらも太鼓に一所懸命な子ども、太鼓を指導する大人、それを見守る長老の方々、この町内の大きな家族のような一体感が祭りを、小倉京町こまち通り商店街を盛り上げています。小倉祇園太鼓に興味のある方、太鼓を見たい叩いてみたい方は、是非小倉京町こまち通り商店街に足をお運びください。